口内環境が身体に与える影響というのはけっこう大きい。
テレビ番組などでもよく見聞きすることだが、
歯の噛み合わせひとつとっても、
それが頭痛の原因になったり、
その他体の不具合の原因になったりする。
しかしながら口内環境や虫歯などは、
あんがい軽視されがちではないだろうか。
そういう私も、
日ごろの忙しさにかまけて、
歯の定期検診などは後回しになってしまう。
歯が痛くなっても少しの間は、
そのうちひくだろうなどと考え、
歯医者に行くことを躊躇してしまう。
歯医者に限らず病院全般に行くことが面倒というのがあるのだが。
しかし、少々衝撃的な内容の記事を読んで驚いている。
それは虫歯で人が亡くなった、というもの。
そりゃ満足な治療を受けられない時代なら、
あの強烈な痛みから死にいたることもあるかもしれないな・・・
なんて思いながら読み進めていくと、
なんと2014年の出来事ではないか。
それも18歳という若い女性。
なんでも敗血症になり死にいたったらしいが、
その原因が虫歯の放置だったということだ。
虫歯の菌が肺に転移、そこから血液にまでいたってしまったらしい。
どれだけ放置しておいたのかは知らないが、
このことからも虫歯を軽く考えてはいけないことが分かる。
放置すればするだけ菌が増殖していくのだ。
歯が原因で他の臓器に感染を起こすというのは
じゅうぶんあり得ることだ。
定期的な検診などで予防をするのがいちばんだが、
もし疑いがあるなら、
専門的な歯科医で診察してもらうとよいだろう。